ふじばかまの花

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【楽しんで書いた藤袴物語】

この夏、草むしりをしていた時、私はとっても小さかった貴女に話しかけた。

「失礼ですがお嬢ちゃんは雑草かな?それとも素敵なお花を咲かせる予定?」

そうすると貴女は私を見上げ、
「おばさま、貴女は何をもって雑草と素敵なお花を区別するのか?」
気品を持ってそう答えた。

雑草と雑草ではないもの。
同じ命をどうして私は分けるのか。
このことについては、自然農を知ったときから、もう何年も考えてきた。
そして、個人的レベルで「自分が管轄する場所の雑草とりは必須」と答えを出していた。

私は貴女を残した。
貴女はどんどん大きくなって、毎日成長する様はとても愛しい。
同期生の朝顔は夏の間に花を咲かせて既に種をつけている。
だけど貴女は黙って成長を続けていた。

あれ。やっぱり雑草だったかな?
そう思うことも度々もあったけど、期待というギフトをくれる貴女への愛情は日に日に増した。
親の愛情てそんなものなのかも、、ふふふ。
ちょっと嬉しくなったりした。

秋が深まってきたある日、貴女の先端に小さなピンクの蕾の無数の塊がついたのを見た。
貴女はだあれ?
知らない花だった。

そう思った次の日、
近所の100円温泉のペットボトルに活けられた貴女の姉妹を見た。

この花は、、、!?
後ろから「ふじばかまよ」
とおばさんの声がした。

ふじばかま、
ふじばかま、

帰って調べたら貴女は、
秋の七草の1つで、
花言葉は「優しい思い出」。

花のことなど全く知らないパートナーに「藤袴」て知ってる?と聞くと、あゝ知ってるよという意外な返事。

「アサギマダラ(何千キロも旅をする珍しい蝶々)は藤袴の蜜を吸いに来るんだよね〜〜っ」て。

そういえば、突然に思い出した!
ガーデニングが大好きな大家さんと昨秋そんな話しをした。
アサギマダラと藤袴の話。

ふじばかま。
貴女は今年うちに飛んできてくれたんだね。

蝶々のアサギマダラさん、
遊びに来てくれるかな?

一緒に待ってようね。





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by usa-kunisachii | 2016-10-10 13:27  

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