壁塗り
別府の家の2階は2部屋あって、ひとつはヒーリングルーム、ひとつはマッサージルーム兼宿泊部屋にする予定。
さて壁塗りです!
さあ〜、何色でもいいよ!と言われると、とたんに臆病になる。え〜、どうしようか。紫系もいいし黄色系もよい。
暖色寒色、虹色、グラデーション、絵を描いても、何してもいいなら、あなたなら何色にする?
私たち、各部屋は自己責任で塗るということで、別行動に入りました。
ペンキは翔くんが大量に作ったオフホワイトに色を入れて調合していきます。
隣りの部屋から、
「わ〜!いいっ!この色、最高!!ヤバいなあ〜、ウハハハハ!最高だあ〜!」
という嬉しそうな龍さんの声が聞こえてくる。
彼は黄色の強い土壁色を作りあげた。
私は先に天井や廊下の壁をオフホワイトに塗って行くことにした。
自由に苦しみはじめた私と自由を謳歌する龍さん。
差がハッキリ現れてムムム〜、悔しい〜っ。
龍さんの色の調合の仕方を聞いた。
バケツに色を加えながら、それを見て呼吸して、自分が元気になる色にしていく、もう少し赤を加えてみよう、その方が深い呼吸になる。そんな風だそう。
感じること。頭ではなくて、ただ呼吸をしながら身体の筋肉や息の通りを注意深く観察する。
そ、そうか。そうだよね。
着ていて気持ちいい服。
口にして、身体が喜ぶもの。
隣にいて呼吸が深くできる友達。
ハートが喜ぶモノたち。
自分が元気になりたいのか、自分がリラックスしたいのか、目的は違ったとしても、
観じてみること。大事ですね。
誰かにオーリングテスト(指で輪を作ってその強さでモノやヒトとの相性を見ていくテスト)をやって貰わなくても、自分の身体や呼吸や気持ちを感じて見ればすむ話。
だから、瞑想が大事なんスね。。。
土曜日、私はたったひとり別府の家に入りました。今日はお茶道の気持ちです。神聖な気持ちです。
ペンキに向かって、色を調合して自分が緩みながらも気品を保てる色にしました。
それは、ラベンダー色でした。
見に来てね。
by usa-kunisachii | 2013-02-26 12:28