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両子山植樹祭

25日、東京からの震災避難組 桑原ファミリーとヨガなお&かなカップルを宇佐駅に送り届ける。
総勢9名の夷谷の暮らしも昨日で一端終了。
今後、桑原ファミリーは長野で生活を、ヨガなおカップルは山梨での生活を選択。
こうやって、自然に暮らす仲間たちが全国へ散っていく。
思いはひとつ。離れていても、寂しくないよ!
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さて26&27日は震災で数々のイベントが自粛・中止が多い中、
予定通り国東の中心地、両子山で植樹イベントが開催されましたー!

何故予定通りかというと、植樹のその主旨が「自然を取り戻す」「1000年続く森を」というところにあるから。
今回の地震(天災)が、原発事故(人災)となってしまった大きな原因が、
わたしたち人類が、本当の意味で地球を豊かにする役目を忘れてしまって
便利さや見かけの豊かさだけに目がむいて人間の(または、自分の)ことしか考えない生活をし続けたから。
本当は、国のせいでも東電のせいでもなくて、
わたしたち人間がいつの頃からか迷子になったんだろう。

ひとりひとりが、思い出すことが大事だね。
私たち、人間の役目は自然のケアをすること。
自問自答するけど、その循環を豊かだって思えるかな・・そうなりたいな。

ところで朝起きると・・・雪・・ですか?
何気に吹雪いています(笑)

唐津から足を運んでくれた、一彦さんと龍さんと両子寺へ向かう。
寒いけど主催である両子寺の副住職寺田さん、スタッフもどきの仲間たちは士気高く、
心は熱く!いよいよ2日間のはじまりです。

素晴らしい!200人くらいが参加。
植樹組合の方たち、福岡から、妊婦から赤ちゃんから子供たち大人たち、最高年齢は・・90歳!?

寺田さんが法螺貝をふき、お経を唱え、震災のお悔やみ、これからの日本の復興と、
植樹の目的、この2日間の無事を祈ってみんなで心をひとつにします。

熊本アンナプルナ農園からいらした正木ファミリーが歌を唄ってくれる。
思えば、正木高志さんを始めて知ったのは、2006年白山虹の祭り。
そのとき正木さんは「木を植えましょう」というテーマでお話してくれた。
強烈な印象だった。
2011年、いま、やっと植樹というところにたどりついた私。

歌声を聞きながら、なんだか今日は涙腺がゆるんでいるゾ。

そのとき、歌声にのって、太陽が!!!!ビッカーーーと顔を出したの。
大丈夫だ!って言ってくれた気がしたよ。

それぞれ好きな苗を持って、あらかじめ立てた竹の色と苗の色を合わせて植えていく。
穴を掘って、木の根っこは穴より短かったらその分は切ってしまう。
(地中で曲がった根っこと同じように幹が曲がるそうだ)
竹と苗はシュロの紐で結ぶ。

寺田さんが子供たちのために用意してくれた名前を書ける木札をひとつ頂いて、
龍さんと私は、3月22日に亡くなったホゼ・アグエイアスの名前を書いた。
樫の木を大きな岩の近くに植える。
震災の中、ホゼさんの死を知ったけど泣けなかった。
龍さんと人生の中身をシェアしあえ、私が学ぶこと成長を選ぶことができたのは、
ホゼさんが世界にギフトしてくれた13の月の暦のお陰なのだ。
13の月の暦を通して、銀河のともだちに沢山会えた。

ありがとう、ホゼ。
ありがとう、愛してます、どうぞ心安らかに。
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心ではいっぱい泣いていたみたい。
樫の木を植えて、ホゼさんのスピリットに龍さんがダライラマ法王のチャントを捧げたとき、
雪が再び風に舞い、たちまち走水のエリアは白銀の世界となった。
まるで涙が雪となったみたいに。

そのとき、突然太陽が再び顔を出す!
ピカアーーーッ!

今日2度めだ。歌を唄うと太陽が顔を出し、大丈夫だよ!と言ってくれる。

夕方再び曇り寒くなったときに、ひとり大きな声で「ALOHA CHANT」を歌ってみる。


再びでてくる太陽!
もう、間違いありません!!

意識と天候は呼応している。

植樹祭、本当にありがとうございました。
すべての存在に感謝・・・

by usa-kunisachii | 2011-03-26 14:55 | 日々の出来事  

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