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えにし(縁)

えにし(縁)とは、人と人のご縁、つながり、関係のこと。

今日ね、面白いことがあったよ。

武蔵小金井のイトーヨーカ堂の上の飲食コーナーのTableで陰陽について思いをはせていたら、
80歳くらいの年配の女性2人が、キョロキョロと座る場所を探している。

目があったので、同席どうぞ、のサインを送る。
二人とも80歳くらいながら綺麗にお化粧してお帽子かぶって、立派な指輪を何個もつけている。
向かいに座って二人が手づくりのご飯をシェアしているのを面白くこっそり観察していた。

途中、一人が席をはずし、残った女性と話がはじまる。
まったく知らない人と、一体なんで会話がはじまるか?って・・・

具体的には、心を開いて、その人のほうを向くだけ。
むこうも、そんな気持ちでこちらをむいていたら、成立。会話がはじまるの。

その方は、「私は、84歳よ。でも人間年じゃないのよね」とスタートをきった。
「どう生きたかが、その人間なの」と。

自分には子供が二人いて、上は小さいときから活発。弟は小さいときから大人しかった。
弟の方が大学に就学していたとき、突然分裂病になって、それは家族ともに苦労した。というの。

女性の話は続く。私はね、主人にこういい続けてきたの。
わたしたちは自分の時間を思い切り生きましょうと。
だから、私はなんでもやるの。舞妓もやってこの間は、舞台にたったのよ、と。
主人は今94歳だけど、とっても元気。わたしたちは、結局息子に生かされたのね。と。
そしてね、彼の病気はだんだんよくなって、54歳で昨日はじめてスーツを着て就職活動をしたのよ、
とそれは嬉しそうに報告してくれた。

私は、年上の女性の知恵のある言葉を集めて、冊子をつくりたいと常つね思っている。

なんだか、じーんと感動して少し興奮したまま
「私は最近主人について、大分県の山の中での暮らしをはじめたんですよ。」と言った。

その女性は「あら!私は大分出身なのよ、大分の久住よ」と目を丸くして答える。
そして、もし久住に行くことがあったら、私の実家を訪問してね、と◎◎屋と紙に書いてくれた。

そして、別れ際に「えにしね」と言った。

えにし(縁)

話してみたら、つながっている関係が沢山ある。

こんな、一度しか会わない人だって、背後ではつながっているのだ。

今日電車に乗合わす同じ両の人。
喫茶店て背中あわせに座る人。
エレベーターで乗り合わせた人。
いつも行くコンビニやスーパーの店員。
同じダンススクールのメンバーや先生。
クラスメイト。
バイト先の人たち。会社。
おなじマンションに住む人たちだって実は背後ではつながっている。

まして、仲良しの友達。恋人。結婚する人。どんなに縁が深いだろう。

嫌いな人。それも同じくらい縁がある。(これ大事)

縁のある人を丸ごとみとめよう。

縁のある人たちに幸せになってほしいと願おう。

縁のある人たちを愛しく思おう。

あっという間に縁は世界一周をひとつに包むだろう。

えにし(縁)

ありがとう。

by usa-kunisachii | 2011-02-26 13:56 | 日々の出来事  

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