スペシャルな満月の夜、様々なことが起こっていたようでした。
アニマル話題続きます。
気がつくと、敏子さんと張ったうちの裏の猛獣ネットが何やら根こそぎ倒れているではありませんか!
鹿なの、猪なの?もうーっ!!
と辿った先に、オス鹿の死体がごろん!!
ギャアアーと思わず悲鳴をあげずにはいられません!
鹿の角がネットに絡んで大暴れした後が。
結局市役所に連絡して取りにきて貰いました。
近隣のお母さんたちの反応はそれぞれ。
☆ああー、もっと早く気がついていたら祭りで皆で食べたのに!惜しいことをした!とハルさん。
(死後3時間以内なら捌いて食べられるのだ)
☆しっかりと網を張ったから逃げられなかったな。ヨシ!と敏子さん。
私は鹿の遺体を目の当たりにして、なんだかショックで頭がボウ〜とします。
結局私の張ったネットが鹿を追い込んだのだ。
手を合わせました。
同時にまたネットを購入して、もう一度あれを張り直すか?と思うと、さらに頭がクラッと。
鹿肉かあ、、死体を見た後の生肉(鹿は刺身が美味しいそう)あんまり食べたくないなあ。
一晩寝て、しかし〜と思い直します。
私はベジタリアンじゃないからお肉も食べるよ。
鶏の肉にしろ、豚の肉にしろ、牛の肉にしろ、
スーパーで買うときは何も感じない切れ端として手に入るけど、その前は動物として生きている命。
近年の私たちが口にする鶏や豚や牛は、
獣舎にて、人間に食べられるために生まれ、食べられるために育ち、殺され、捌かれ、スーパーに届き、私たちの元へやって来る。
獣舎から出たことのない動物。
早く大きく育てるために、ホルモン剤や、普通は有り得ない食事をさせたり。(例えば、牛に馬肉を食べさすとかね)
私たちの病気の原因のひとつにそんなお肉を食べてるっていうのもあるらしい。
私たちはそんなお肉を安く買って食べている。
野菜より安いときあるね。
私たちの命と動物たちの命が繋がっているだろうか?
自然の中で育ち、子を産み育て山や林や畑を(笑)駆け巡っ鹿や猪が不運にも死んだとき、村の人たちは喜んで動物を解体し、その肉を分け合う。
それは命の交換だな、って思ったよ。
昔は村には必ず猟師がいて、畑を荒らす鹿や猪は撃って食べたらしいよ。
それにこんなに鹿や猪がいなかったらしい。
狼なんかの天敵がいたから。
人間が森の形を変えて、野生の動物が住みにくくなって、生態系が変わり、また人間が苦労する。
人間が、循環の全てを捉えられる大きな目を持って地球に存在する全てと調和していけますように。
まるで、ジブリのナウシカそのものだね。
合掌。
# by usa-kunisachii | 2011-09-15 22:56 | お米つくり