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国東源帰(くにさきげんき)◎映画祭

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映画祭り〜!

☆ミツバチの羽音と地球の回転◎富貴寺

☆10000万年後の未来◎国東みんなんかん

☆幸せの経済学◎両子寺

☆懐かしい未来◎弥生の村

どの映画もテーマは共通してマス。

文明が進化し、富を追求した現代社会の歪みをクローズアップし、本当の豊かさ、幸せとは何かを問いかけるもの。

決して明るい楽しい映画ではないけれど、311以降の今だからこそ皆に見て欲しい映画ですネ。
私は東京でそのうちの二本を見たことがあったので、今回は幸せの経済学、を見に行ったよ。お寺の本堂で上映されるとこが国東らしいね!
この映画では、グローバリゼーションは豊かさを産まない!と指摘する。
グローバリゼーションていうのは超大型企業化するってこと。わかりやすく言えば、TSUTAYAとかマクドナルドとかユニクロとか。誰でも知ってる大型チェーン店など。大型電気店。ドラッグストアやコンビニもそうかな!
大量に仕入れたり、作っているからコストを安く抑えられて低価格で売られて、安いから買う人が増えて、ますます巨大になっていく。その影で個人商店は潰れてどの街も個性がなくなっていく。

幸せの経済学は言う。
ローカリゼーションが豊かさを生む。
ローカリゼーションとは、グローバリゼーションの反対で、個人商店や地域性を大事にする。
地産地消(ちさんちしょう)を奨励する。
地産地消ては、例えば、大分で取れた野菜は大分で消費しよう!大分の魚は大分で消費しよう。土地のものを買おう、食べよう。てことかな。

普段、食べものに関しては地産地消を心がけていたけど(特に野菜と魚と肉)、日本ではとれないバナナや大好きなアボカド、トマト缶やオリーブ、コーヒー豆、あげたらキリがないほど海外のものも買う私。
耳が痛い話しだ。
ユニクロも大好きだけど、その影で低賃金で工場で奴隷のように働く人たちがいることを忘れてはいけない。
理想と現実の自らのギャップを再び意識した。
誤解を生まないために追記しておくと、決してローカリゼーションが鎖国のように閉鎖的になれ。というのではないよ。
もちろんJOHN LENNONが歌う、イマジンの国境のない世界がいいと私も思うのだけど。
たけど、肌の色も気候も文化も何もかも違う地球上の人類が、ヨーロッパやアメリカナイズされた価値観を豊かだと思い、自分たちはダサいとか貧乏だと思ってなんでもかんでも真似しなくてもいい。

自分たちの文化に誇りを持とうっていうことなの。

ひいては誰かと比べなくていいよ、自分に自信を持とう。
ってことだよね〜!

でもこれって、他を知るからこそ自らを知ることが出来るわけだから、海外へ行って日本を外から見るのは大事だね!

さちもイギリスに行って、日本のいいとこ沢山発見したかな?
国東には日本の昔の伝統や文化がまだまだ残っていて、私はそれを新鮮な目で見てるよ。

そうそう、こないだ嬉しかったのはね、隣のお母さんが言ってたこと。

夷(えびす)がええとこじゃって木盛さんや、木盛さん宅に来るお客さんが言うもんじゃけん、そういう目で景色を見てみたんじゃ。
そしたらな、今まで何とも思ってなかったけど、ここはホンマにええ景色じゃなあー!

だって。

私たち地味にローカリゼーション運動してるな〜!

映画祭の話に戻ると、映画の後には必ず感想を言い合うシェア会が催されました。充実の映画祭でした。

主催して下さった皆様ありがとうございました!

しかし真面目な国東源帰よ。
今度は宇宙ものや、コメディー、ラブロマンスものの上映会希望〜〜!!

by usa-kunisachii | 2011-09-06 01:17  

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